追記の追記
年長でも、年中でも、そういうことはあると思うのですが。
運動会は、結果が出ます。勝敗や順位が出ます。
それに対して、「悔しい」とか、「残念」とか、思う気持ちは、子どもたちにもあると思います。
しかし、この「悔しい」「残念」というのを感じるのは、とても大切な経験です。
いつでも子どもの思い通りになる、というのは、真に子どものためにはなりません。
「思うようにならない」「残念」ということをきちんと受けとめましょう。
「今回は残念だけど、自分たちはがんばったんだ」
と誇りに思えること。
「今回は残念だけど、次は!」
と願いを持てること。
それがとても大切です。
ですから、保護者の皆さんも、そういう思いを、子どもとともに受けとめて、次回に願いを持つことが大切です。
その感覚をきちんと持つことができた子は、大人になっていっても、「思うようにならないこと」を「次への希望」にして、ポジティブに生きていくことができるでしょう。
反対に、「思い通りにならないことは不幸」という感覚を持ってしまったら、今後の人生、うまくいかないことがあるたびにネガティブになってしまいます。
この子どもたちが、自己肯定感を持ち、未来に希望を持って強く生きていく、そんな人になってほしいな、と、強く願います。
ユウシ