あさひこ幼稚園は「ホスピス研究会OKAZAKI」と連携して、「いのちと医療」にかかわる活動をしています。
今日は「ホスピスアート」を行いました。
どんな活動かというと、園に名古屋芸術大学の先生や学生が訪れ、子どもたちが無数の木片に命を注ぎ込むように、思いのままカラフルなぬたくりをします。
その木片は、その後、名古屋芸術大学の先生や学生の手を経て、いのちのアートとなって、愛知県がんセンター愛知病院(岡崎市欠町)の喫茶店「CAFE CORE」から見渡せるお庭に展示されます。
患者さんや、ご家族など訪れる方々の気持ちを明るくできればと思っています。
年中・年長の子は、ペンキを使ってダイナミックに塗り、年少児はお部屋でクレヨンを使って木片を塗りました。
写真が多いので、とにかくご覧ください!
まずは年中さん。










「信号機」みたい。
そして年長さんと年少さん。








活動後は、大学生のお姉ちゃんたちとも遊びました。
坂すべり!



そのほかの写真は、あさひこ写真館のほうにアップしてありますので、そちらもぜひご覧ください!
正直、僕は「アート」とか「芸術」とかに造詣が深いほうではないのですが、
(そもそも、造詣が深くないと楽しめない芸術なんてないと思います)
子どもの今日の活動を見ていると、そのエネルギーはやっぱりすごいな、と思いました。
アートというと難しい感じがしますが、つまり、「楽しめばいい」「楽しむことが最高」なんじゃないか、と思いました。
だって、「人を元気にさせるアート」を作るこどもたちが、最高に元気なんですもん。
「やりたい!」「もっとやりたい!」
と、夢中になって塗りまくった木片たち。
そこには、「やりたい!」「もっとやりたい!」のエネルギーが、「これでもか!」というくらい表現されています。
表出、と言ったほうがいいかもしれません。
理屈なんてなくても、あの木片には、こどもたちの原始的なエネルギー、
「楽しいからやる!」
が爆裂しています。
実は、人間が生きている中で、最もその人間が輝き、成長し、喜びに満ちて、希望があり、明るく、活き活きとするのは、「楽しいことをやっているとき」なのではないでしょうか。
つまらないことをやる。人に言われてやらされる。やりたくないけどやる。
そんなときよりも、楽しいことをしているときの方が、「生きている!」と感じられるものだと思います。
つまり、「楽しいからやる!」というのは、「生きる」最高のエネルギーなのではないでしょうか?
病院に展示するアート作品を、あさひこ園児たちが作るというのは、まさにピッタリなのだ、と、今日、改めて思い知らされました。
この作品、こどもたちの「生きる!」エネルギーが、多くの人の心に伝わって、明るく元気な力となってくれたらいいな、と心から思います。
ご依頼・ご協力いただいた、ホスピス研究会OKAZAKIの皆さま、名古屋芸術大学の皆さま、どうもありがとうございました!
楽しい一日となりました。
ユウシ