今日は、みずいろぐみとお茶の葉っぱを摘みに、山に行きました。

この葉をみんなでとって、お茶を作ります。

美味しい、若い葉をとります。

そしておまけつき!

やっぱり、この時期はクサイチゴだよね!
めちゃくちゃ熟れてて、甘くて、最高でした。
みんなめっちゃがんばって探していました!
よく、幼稚園や保育園では、食育、そして自然教育の一環として「栽培」というのをやります。
野菜を育てて、食べるというような。
あさひこでもやっていますし、とてもいいことだと思います。
しかし、それに加えて、「採集」、要するに「採って食う」、これがとってもいいと思うのです。
「環境教育」、つまり、今大きな問題となっている地球の環境問題を解決するための教育。
これを当園ではとっても大切にしていますが、その教育のあり方は、大人にするように
「環境問題について学ぼう!」
「エコ活動をしよう!」
「リサイクルについて学ぼう!」
というようなものでないと思っています。
幼児期は人格形成期。
表面的な知識より、その感性を育むことが大切。
だから、幼児期は
「自然っておもしろい!」
「自然って気持ちいい!」
「自然っておいしい!」
これをいっぱい感じて
「自然大好き」
の感性を育むこと。
これが、一生にわたって続く「センス・オブ・ワンダー」、自然を慈しむ心を育んでくれます。
その心があれば、近い将来、「環境問題」について知ったとき、「自然を守ろう!」という気持ちになってくれると思うのです。
だから、この気持ちのいい春の自然の幸を、たっぷり味わいたいと思います。
「採って食う」
人間も生き物。
生き物として、自然の中で、生き物の悦びをたっぷりと感じる。
このイチゴの実は、土に落ちることはなくても、きっと将来、この子達に「自然を愛する心」として芽を出してくれることでしょう。
ユウシ