さあ、入園した年少さん、初めての園外保育です!

初めてのリュックサック。
まったくの余談ですけども、平成20年代に生まれた子も「パーマン」が好きなんだなぁと、藤子不二雄ファンの僕は嬉しく思ったりして。

「お山に行くよ!」
と言って出かけるのですが、今日のゴールは、幼稚園からすぐそこ、歩いて五分の田んぼ(休耕田)です。
3年間、ずっと同じ山に行き続ける、あさひこ幼稚園の園外保育。
最初の一歩は、こんなに近くから始まるんですね。
年長の最後と比べると、百分の一くらいしか歩いていないんじゃ…
少しずつ少しずつ、焦らずに、楽しく!
経験していきます。

お花を摘んで、バッタを追って。
トカゲもカエルも捕まえました。イチゴも食べました!

花束!
「お母さんにあげるんだ♪」
と嬉しそうにしていました。
たっぷり遊んで、お弁当を食べて、涙が出ちゃった子もいるけれど、自分で歩いて幼稚園まで帰りました。

楽しかったね!
また行こうね!

帰ってきたら、年長さんがドッヂボールをしていました。
なかなか白熱!

砂場では
「もっとでっかいのを作りたい!」
年長らしく、ひとりではなく、複数人でイメージを共有して遊び始めたので、いい時期だな!ということで、柄の長いスコップを出しました。
幼児教育は「環境による教育」と言われています。
保育をする上で、もっとも大切なもののひとつが「環境設定」です。
子どもは「育てるもの」ではなく、「自ら育つもの」。
子ども自身が「やりたい!」と思うことを、やる。その上で育つ。
その「やりたい!」を支えるのが、保育者の仕事です。
というわけで、今の年長さんの興味・やりたいことを実現するための環境として、昨日の職員会議で話し合って、新しいスコップを出すことになりました。
まだ年少さんも小さく、出しっぱなしだと振り回したり武器に見立てたりしてしまう危険があるので、まずは、年長が使うときだけ出していきます。
そして今日のかわいかったで賞。

あおぐみの子ですが、家で「ギター」を作ってきたそうです。
担任が、ギター弾いてるもんね。
弦は輪ゴム、よく見るとネックにピックもついています。
自分で工夫して作ったんですね。
「あんなふうになりたいな!」
そんなポジティブな気持ちが、何より子どもを成長させてくれるエネルギーです!
ユウシ