なので、ごく個人的な週末の話なんですが…
先日、卒園生(30歳)から「鯉を釣りに行こう」と誘われ、近所の卒園生(お子さんも卒園生の51歳)と卒園生(僕43歳)と卒園生(小2・僕の子)と在園児(年中・僕の子)で川に出かけました。
「鯉といえば、近所に川釣りが得意な卒園生(高2)がいる」と思い、誘ったところ、行く行く!とのこと。
幅広い世代ですが、全員あさひこ卒園生&在園児で、川に釣りに行きました。
で、さすが、高2の卒園生が…
お見事!鯉ならず、ナマズを釣り上げました。
見事なサイズ!測ってみると…
45cmを超えています。
もちろん、釣った以上は
食べます。
高2、元あおぐみさんですが、すっかり慣れた手つきでさばいていきます。
釣った魚は余すところなく食べる!という彼は、普段から釣った魚を、全部、自分で料理して食べているんだそうです。すごい!
炭火を起こして、蒲焼にしていきます。
見た目もにおいもウナギそっくり。
このあと、どんぶりにのせてナマズ丼にしましたが、ウナギのジェネリックみたいな感じで、とにかくものすごく美味しかったです。背骨まわりも焼いて食べました。
余すところなく、というころで、頭や卵巣、胃袋などは煮付けにしていただきます。
こちらも絶品!の美味しさでした。卵巣、胃袋、脳などがこんなに美味しいとは…
今日のブログは、幼稚園の活動とは直接関係ありませんが…
昔から生き物が好きだった彼、そのまま自分の「好き!」をずっと続けてきて、遊んで遊んで、いっぱい経験して、実際やってみて、工夫して、を繰り返してきたんでしょう。
すごい生きる力だな~と思いました。
その生きる力とは、「決定する力」「実行する力」「試す力」「工夫する力」「楽しむ力」「人と関わる力」「自然と関わる力」…たくさんある力の総合だと思いますが、この日は、そんな彼を改めて見ていて、そんな力の源に、どこか、あさひこ幼稚園で過ごした日々があるんじゃないかなー、と思いました。
「好き」にのめりこむ力、人生を楽しく豊かに生きていける…素晴らしい力です!
また、卒園しても、いつまでもその姿を見ることができるような付き合いがあるのも、あさひこ幼稚園らしいような…笑
どの子も、幼稚園で過ごした日々が、表面的な「これができる」という能力だけじゃなく、その子が長い長い月日、一生楽しく豊かに過ごせる根源的な「生きる力」の源になってくれたらいいな、と思います。
それでは、また明日!
園長
(彼が中学生のとき、自転車のカゴに学校指定のナップサックを乗せて我が家に現れ「鯉釣ったんだけど、ルアーが固くて外せない!」と言うので、「工具持ってくるわー。で、鯉はどこ?」と聞いたら、その学校指定のナップサックから、直に入ったドデカい鯉を取り出したことを思い出しました…笑。そしてそんな時に頼りになる大人だと思われて、光栄です笑)