今日は、花園グラウンドで、くもぐみを除く3学年そろっての運動会練習をしました。
通常、コロナ対策のため、複数学年で集まる活動はできるだけ避けているのですが、今年は運動会も学年ごとの開催となるため、本番までまったく他学年の姿を見て感じることができないのは、こどもの育ちにとってあまりにも惜しいので、今日は、屋外で学年ごとに距離をとり、まだ暑いなかで無理のない活動になるよう配慮しつつ、全体での練習を行いました。
内容は、各学年の開会式入場と踊り、年長のバトンタッチリレー・障害物走を見せ合いました。
年少さん、年中さんにとっては、自分たちのがんばってきた姿を見てもらうことはもちろん、上の学年の子達のかっこいい姿を見て育ちの刺激になり、年長さんにとっては、やっぱり「見せたい!」ということが大きなモチベーションになります。
僕も全力でそちらに向かっていたので、写真がありませんが、とにかく、いい時間でした。
年長さんたちが、終わったあと
「今日はいつもよりたくさん応援してもらえてうれしかった」
「がんばってるところを見せられてよかった」
と、嬉しそうに感想を言い合っていました。
自分たちだけでやるのも楽しいけど、見てもらって、応援がもらえるのって、とっても嬉しい。
そんな気持ちをたくさん感じているこどもたちです。
開会式の場面については、在園の方には後日、学園長撮影の動画配信をします。お楽しみに!
そうそう、今日動画配信した、踊りの様子はご覧になりましたか?
とっても楽しそうな姿でした!
その動画の説明に、以下のように解説を書いたのですが、あまり人目に止まらない場所かもしれませんので、こちらにも転載しておきます。
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全園児での、運動会の踊りです。
毎日、10時くらいからみんなで踊っています。
練習というより、踊ることを楽しむ活動です。
だから、間違っていてもいいし、参加せず見ていてもいいんです。
近くで雰囲気を楽しんでいるだけでもいい。
そもそも、「踊りを踊る」なんて、人生に必須のことではありません。
踊りたくなければ踊らなくてもいいんです。
でも、「踊る楽しさ」を知っている人生のほうが、豊かな人生です。
楽しいことがたくさんあるほうが、いい。
そして、いろいろなものに出会って、楽しさを知って、自分の「大好きなもの」が見つかるといい。
だから、無理強いされていないこと、そこが「楽しい場」であることが、とても大切です。
今は様子見でも、「楽しそうだなー」と思わされたら、やりたくなるかも。
そんなタイミングで「一緒にやろうよ!」と言われたら、やりたくなるかも。
「やらせる」より、「やりたくさせる」。
時間がかかっても、こどもの「主体的に生きる力」「自分のことを自分で決定する力」を育てるためには、それが大切です。
踊り方は、年長さんがそれぞれの場所にきて、教えてくれます。
(一応、距離を意識しながら…だんだん近づいてしまう子もいますが…)
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こんなふうに踊ってきて、今日、みんなで花園グラウンドで踊る姿は・・・
笑顔がいっぱい、とっても楽しそうでしたよ!
さあ、明日はどんなことがあるでしょうか。
それでは、また明日!
園長