今日はとってもバタバタで、写真を撮っている時間があまりありませんでした。

お帰り間際の園庭。
お帰り間際、というかさようならをしたあと、お部屋で待っている年長さん。
クワガタのことをみんなで調べようとしているとのこと!
こういうとき、ハッとさせられます。
つい、子どもから虫のことを聞かれたときなど、自分がよく知っているからこそ、「ああ、それはこうだよ」と「正解の知識」を与えてしまうときがあります。
でも、本当はそれは「ベスト」ではないんですよね。
これからの教育は、ただ正しいとされた知識を得る、ということより、
「本当はどうだろう?」「これはなぜだろう?」「どうしたらいいんだろう?」
ということを、自分で考えたり、調べたり、試したり、他の人と話し合ったりできる力、
そういう「非認知的能力」が育つことが大切。
そう思って、幼稚園をやっているはず。
だったら、虫のことだって、そうじゃなきゃいけないはず。
なのに、ついつい、「知ってるからこそ答えてしまう」
そんな大人の「やりがち」を、改めて、子どもたちと「どうしてだろうね?」を共に考えていく存在にならなきゃな、と思います。
自分たちで考えて、調べて、友達と「こうだよああだよ」と話し合う年長さん。
とっても大事な時間だったね!
それでは、また明日!
園長