今日は年長さんが山の絵を描きました。
四季を通じて同じ山を同じ位置から描きます。

最初に、みんなで山をよく見ます。
そして、色など、気づいたことを発表しあいます。

そうやって、まず山をしっかり子どもの感性にインプットします。
アウトプットの前に、まずはインプット。
大人はついつい表面に現れて見やすい「なにができたか」を気にしてしまいます。
アウトプットを。
それより見えにくいけど、「この子は何を感じてきたか」、大事なインプットのこと、忘れないでいたいですね。

そうやって生まれた子どもたちの表現は、みんな違う表現。

上手い下手なんて見方は一番どうだっていいんです。
本当に心からどうだっていい。
あさひこの先生は、絵に対し、絶対に「上手だね」という言葉を使いません。

自分がちゃんとインプットしたもの、それは世界で自分だけの世界、世界の見方です。
その世界を、自分だけの方法でアウトプットすればいい。

一人ひとり違って当たり前。
それを比較して上手か下手かを評価するなんて、何の意味もないことです。

それより、その子だけの世界の見方を、ともに味わい、楽しみましょう!
園長