
朝から、年中さん、年長さんがたくさん手伝ってくれました。
写真の子達はごく一部。何十人も手伝ってくれましたよ。
山から石や松の枝を運び、紙を丸め…
みんなで準備したぞー!
まだお芋は入っていません。
まずは石の上で熾火(おきび)をつくります。
全学年が集まったら、「火は便利だけど危ないもの」という話をして、近づかない約束をし、お祈りの歌を歌って、点火!

最初は小さな火が、だんだん大きくなります。
ごうごうと燃えてきました!
熱さ、におい、五感で火を感じます。
熾火ができたら、火を広げ、イモを入れ、藁でふたをし、オーブンの原理で蒸し焼きにします!
ここで子どもたちはいったん遊戯室へ。
焼けるまで、もうひとつのお楽しみ。
今日は「劇団 げんき団」さんの観劇会があるのです!
今年の劇は「わらしべ長者」。
みんな、食い入るように見ています。
わらがふきになって、ふきがみそになって…
話の面白さと、演技力で、子どもたちがぐいぐい引き込まれていくのがわかります。
思わぬところで笑いが起こると、台詞のタイミングをずらして聞こえるようにしたり、当日ならではのアドリブというか、観客席との呼吸もバッチリ!
私も出演いたしました。泥棒役。
馬役もおみごとでした!鳴き声が完全に馬。
最後は馬を長者様に貸すと…
泥棒も捕まえ、長者やその娘に気に入られ、お金持ちの長者様の婿になる主人公。
祝いじゃー!
めでたしめでたし。
最後はやっぱり踊って終わりたい!
「にんげんっていいな」を踊りました。
たくさんの拍手をもらいました♪
子どもたちも、お話の世界に入り込み、とっても喜んでいました。
ご存知の方も多いと思いますが、この「げんき団」さん、みなさん、卒園生のお母さんたちなのです。
在園中は「図書ボランティア」に所属し、そこで劇を楽しんでいた保護者の皆様が、お子さんが卒園して、立ち上げた劇団なのです。
活動は今年で3年目!
毎年、あさひこ幼稚園で劇を見せてくれます♪
こういうボランティア活動で、園ではない完全に自主的なサークルというのは、単発で活動することはできても、長く続けていくことはかなり難しいことが多いのです。
それが、これで3年活動をされているというのは、本当に「好きだから」「楽しいから」、そういう思いでやっていただいているのだと思うのです。
あさひこの子どもたちと同じように。
そんなげんき団の活動に参加でき、僕もとっても嬉しかったです!
さて、そんな劇を楽しんだ子どもたち。
第3園庭に戻ってくると…

やきいもができてきています♪
今年のお味はどうかな??
うーん、やっぱりおいしい!
ホクホクです!
そんなに食べて、給食食べられるかな…?
思わず笑顔の、おいしさでした!
毎年自分で作っていて思うのですが…
なんで単純なやきいもがこんなにおいしいんだろうと!
こんなにとろとろに甘くなるのはなんでだろうと!
思います。
秋の最高の味覚です…!
おいしくて楽しい一日なのでした♪
園長