お、寒い!
と、朝イチで思ったので、今日は今季初の焚き火をしました!

送迎門の焚き火台で焚き火をすると
どんどん人が集まってきます。
このあとは、もっといろんな学年の子が集まり、年中、年長さんなどは、自分たちで木や葉っぱを入れて焚き火を楽しみました。
火は、たしかに危険もあるけど、便利で楽しいもの。
そういう、いわゆる「文明」の一歩目だと思っています。
だから、園では、子どもが触れないように避けるのではなく、「正しく触れる」ということをやっていきたいな、と思います。
このあたりは、来週のやきいもパーティーでも伝えていきたいなと思っています。
それから今日は、懐かしいお客さんにもお越しいただきました。
元PTA会長のNさんという方です。
Nさんは、あさひこを卒園されてから、「より子どもたちのためになる生活を」ということで、母子で長野県阿智村浪合というところに山村留学し、今はそちらに住んでみえるのです。
今日は、そんなNさんと、山村留学センター長で、阿智村の村会議員もやってみる吉田哲也様とで、園にやってきてくださいました。
今日は、山村留学のよさと、公立小学校の抱える課題などについてお話しし、園内を見学していただきました。
にじぐみだよりなどでもお伝えしていますが、多くの方が、幼稚園を選ぶときは、いろんな幼稚園を比べて選択していくのに対し、小学校への進学となると、特に選択することなく、当たり前に地域の公立小学校にいくものだ、としているように思います。
しかし、本当は小学校への進学だって、「比べて選択する」ほうがいいはずです。
幼稚園がそうであるように、「どこでもいっしょ」ではないものですから。
その選択の一つが「山村留学」だと思います。
実は、Nさんに誘われ、僕もこの浪合に遊びに行った事があるのですが、
もう本当にいいところで、自然は豊富で(日本一の星空で有名な村!)、夏は涼しく、人は優しく(特に地域全体が子どもに優しい!)、おおらかで、学校は小規模なのでとても丁寧(教育観が「はじめに子どもありき」、オープンスクール、まるでヨーロッパの教育のよう)で、こんなにいいところなんだなぁと驚いたほどです。
こんな環境で育つことができれば、子どもにとってどんなにいいだろう、と素直に思いました。
Nさんのお子さんも、とても楽しそうに過ごしていました。
ただ、もちろん近い場所ではない(園から車で2時間弱)し、山村留学といえば確かにハードルは高いと思われると思います。
でも、「選択肢があるんだよ」ということは知っていただきたく、今日、お預かりしたチラシを来週、全園に配布したいと思います。
一度、目を通していただけると、うれしいなぁと思います。
こちらがそのチラシです。
山村留学といっても、さまざまな形があります。
Nさんのように母子で移住する形
(Nさんが借りて暮らしている村営住宅に行ってビックリしました!
ピカピカに新しい3LDKが、家賃月23000円!)
家族みんなで移住する形
子どもだけが寮で仲間と生活する形
その期間もそれぞれですし、理由もそれぞれ。
はじめに地域の公立小学校へ進学したけど、さまざまな理由で浪合に転校された方も、もちろんいます。
浪合では1980年代から山村留学を受け入れており、全校で40名弱の小学校の生徒のうち、1/3は山村留学の子どもたち。(なお1割を超える4名があさひこ卒園生!)
地域の方の、移住や留学の方への受け入れもすっかり慣れて柔軟、自然です。
配布したチラシを読んで興味をもたれた方は、↓のチラシが職員室前においてありますので、こちらもぜひ手にとって見てください。
興味を持って情報を得て選択肢を知るだけでも、プラスになると思います!
こちらもぜひ↓
そうそう、あと今夜から、「秋津窯」での窯焚きが始まります!
「親子で食器」のお皿も焼きます。
上手に温度が上がりますように!!
こちらの様子もまたお伝えしますね。
園長
おまけ
なんとなく楽しそうだったので撮った写真♪