意外といい天気!な今日でしたね。
降ったり止んだり。
そんな中、年中さんは夏野菜の畑を作っていました。
山に土をとりに行っていましたが、今日は地面がやけに固くてうまくとれなかったようで、
園にあった培養土に、ヒツジたちの糞で作った肥料を混ぜ込んで、畑を作ったようです。
そんな中、あおぐみが何かを探していました。

どうやらよもぎを探しているようです。
ここで先日のブログを読み返していただきたいのですが、このときに年中さんのよもぎだんごをうらやましがっていたあおぐみさんの子どもたち、どうやら自分たちで自主的によもぎをとってきたようです。
担任いわく「私は何も言ってないんですけど、すでにやるつもりだったみたいで、自分たちでいつの間にか集めてました(笑)」だそうです。
たいしたもんだ!
というわけで、「じゃあ作るかー」となったんですが、全員分作るにはよもぎの量が足りなかったようで、今朝、集めていたというわけです。
少量&あまり時間がなかったため、かまどではなく、園の台所で下調理を行いました。
まずはよもぎを茹でました♪
(画像の彼が、一番よもぎだんごを作りたかったらしい…♪)
そしてお部屋でだんごをこね、ガスコンロで蒸し器を使い、蒸しました。
できあがったらさっそく匂いをかぎます。
「いいにおいー!」という声が。
自分のコップに入れてもらって、そしたらやっぱり匂いをかぎます。
「匂いをかぐ」って、大人の文化の中で「はしたない」って言われちゃいがちですが、
とんでもない!
嗅覚は、人間がこの世界を感知できる、たった5つしかない「五感」のうちのひとつです。
幼児教育、とりわけ自然教育は「五感による直接体験」が最も重要になるわけですが、
「嗅覚」は、大人の「匂いをかぐのは品がない」という「大人的文化」によって制限されがちです。
文化的に匂いをかぐのを抑えるのは、必要があるとしても、もっと大人になってからでいい。
子どものうちは、どんどん匂いをかぐべきです!
どんな匂いでも。
だから、あさひこでは、「動物みたいに匂いをかぐ」ことを、むしろ推奨しています♪
もちろん「味覚」もね!
いっきにかぶりつき!
みんな嬉しそうに食べています。
最初の一個は、きなこをつけずに、よもぎの風味を味わいます。
そして「おかわりあるよー」と先生が声をかけると
即座に集まってくる子どもたち。
ナイス反応です!!
おかわりは、きなこをかけて味わう子も。
ぼくも「最後に余ったひとつ」を分けてもらいましたが(あおぐみさん優しい♪)
きなこの味付けの中にも、しっかりよもぎの風味があり、すごく美味しかったです!
年中さんのよもぎもちをうらやましがって以来、自分たちで自主的に「おいしい」を実現できたあおぐみさん。
よかったね♪
これからも、お山の美味しいもの、たくさん食べようね!
ユウシ
※おまけ
あおぐみの決めた夏野菜の名前。
去年のきみどりぐみさんからの発案が、どうも去年の担任のセンスの名残を感じる・・・笑