新入園した子たちの、実質最初の登園日…どんな様子だったのだろう?と気になるところですが
(僕もイチ父親として気になるところですが!)
僕自身、午前中は次男の入学式に出席していましたので、直接は様子を見ることはできませんでした。
明日からは毎日様子が見られますので、楽しみです。
例年だと、入園初日は、比較的落ち着いていることも多いのです。
まだ、あっけにとられているうちに、なんとなく半日過ごして帰る…みたいな。
で、2日目くらいから、「あれ?これ毎日?」と気づいた子どもたちが、おうちの方を求めて泣く…というようなケースも。
さて今年は、というと、午後の職員会議で職員同士が、こどもの様子などを情報共有するのですが。そこで聞いたところでは、「初日からけっこう泣いた」ようです。
そう聞くと、おうちの方は心配してしまうかもしれませんが、これは「当たり前のこと」ですから、大丈夫です。
そりゃあ、子どもにとっては、突然おうちの方から離れて、誰だかわからない人たちの中での生活が急に始まるのですから、戸惑って当然、泣けてしまって当然です。
そこから始まって、少しずつ「楽しい」や「この人なら信じられる」を積み重ねていき、「ここが自分の居場所!」と感じていけるようになるのです。
ですから、おうちの方にお願いしたいのは、ついつい心配で「どうだった?」「お友達と遊べた?」といろいろ聞き出したくなってしまうとは思いますが、あまり問い詰めるよりも、「人生初めておうちの方からはなれて過ごす半日」を終えて帰ってきた子どもを、「おかえり!」とニコニコの笑顔で迎えて、抱きしめ、かわいがってあげてください。
それが、「初めての集団生活」を送っていく子どもたちの、なによりの力になります。
(どうしても気になってしまうことがあれば、頑張って帰ってきた子どもに直接根掘り葉掘り・・・と聞くより、どうぞ園まで連絡してくださいね♪)
今日、いきなり泣けてしまったとしたら、それはとっても「いいこと」です。
最初にたくさん泣けてしまった方が、涙が消えるのも、早いことが多いのです。
泣けて当たり前。戸惑って当たり前。
大事なのは、その気持ちを丸ごと受けとめること。
「そうだね、びっくりしたね」「早くお母さんに会いたいね」と抱きしめたいと思います。
そこから始めて、「自分の気持ちを受けとめてくれる人がいる」ということを知ってもらい、そして毎日少しずつの「楽しい」を積み重ねていきたいと思います。
さあ、今から始まっていきます。
みなさん、楽しみにしていてください!
ぼくも、明日からがとっても楽しみです!
園長