いい季節になったので、今日は、ヒツジテラスからブログを更新しています。
こどもたちの様子を見ながら仕事をするのは最高ですが、
みんながいっぱい構ってくれるので、進捗はいまひとつです笑
今朝、園庭のヤマボウシを拾って
「これ食べれる?」
時期的にはもう少し早い時期に実るはずですが、この時期に食べられるなんてラッキー♪
年長さん、11/10に「ほしぐみおみせやさん」をするので、その話し合いをしています。
上の写真と見比べるとわかるように、話し合いをするときに、「お互いを見あう円型」と「先生を向いてみんな前向き」を、使い分けています。
幼児教育は「環境による教育」なので、こどもの気持ちを向けていくための環境構成は、とっても大切です。
おみせやさんの話し合いが終わり、作業開始!
クラスをいくつかのグループに分けて、役割分担し、必要な作業を進めていきます。
いろいろ考えて、話し合い。
活動への必要感の中で、字もたくさん書いていきます。
読んでいると、わくわくしますね!
それにしても、ヒツジテラスで仕事をするのは楽しいです…!
いつもというわけにはいきませんが、たまにはこうやって仕事したいものです♪
それでは、また来週!
園長
さて、昨日と今日は、年中「親子で食器」が行われました!
親子で、陶芸をしてお皿を作ります。
作ったお皿は、園の登り窯「秋津窯」で焼成し、年長になったら、食の活動で使っていきます。

まずは、みどりぐみから。
親子で2枚のお皿を作ります。
土に触れ、作品を作るのは、おうちの方にとっても新鮮で面白い!
どんなお皿ができたかな?
今日は、きいろぐみ。
お皿の形は自由です。
このあと、乾燥させ、釉薬をかけて、11月末に焼成です!
どんなお皿になるか、楽しみだね!
ご参加いただいたおうちの方、そして陶芸サークルのみなさん、どうもありがとうございました!!
それでは、また明日!
園長
先日の写真ですが、毎月行っている避難訓練の様子。
先生たちにも抜き打ちで行っています。
今回は、地震の訓練、緊急速報「あと4秒で揺れます」のパターンで、給食の終わり際あたりの時間で行いました。
まだ食事中でお部屋にいる子は机の下に潜り、廊下で歯磨きをしていた子は、頭を守るシェイクアウトのポーズをとっています。
食べ終わって園庭にいる子も、最初は慌てた様子でしたが、すぐにその場でシェイクアウトのポーズをとっています。
そのあと、指定の場所へ避難して、お話を聞きました。
毎月やっているだけあって、確実に慣れています。
もちろん、起こらない方がいいのですが、もし本当に地震が起こった時のために、命を守る訓練をしている、その効果は確実に表れていますよ。
こちらは、今日の写真。
「幼稚園の木の枝に、泥の玉がついてる!」
と、こどもたちが発見して教えてくれました。
僕も全く気付いていませんでした。
カチカチの硬い泥玉で、普通には取ることのできない硬度でした。
僕も初めて見たもので、調べてみると、いわゆる「ドロバチ」の巣のようです。
ハチが、泥を集め唾液と混ぜて巣を作り、中に卵と、孵化したあとに餌になる幼虫などを入れて、完全に泥で蓋をして、その後親はもう来ないんだそうです。
本当かな?と、こどもたちと開けてみると…
本当だ!
3室に分かれていて、細かいフンが入っています。
さらに開けると…白い、ハチの幼虫です!
これは僕も初めて見ました。興奮しました!
不思議ですね、いろんな生き物がいますね!
まだまだ知らないことや見たことないものがいっぱいで…楽しいですね!!!
こちらは、こどもが「でっかいイモムシがいる!」と持ってきました。
こちらは一見してスズメガの幼虫だとわかりましたが、こどもは
「キモイ!!」を連発。
「あー、でっかいから怖い感じするしね。でも、毒もないし、なにもしないよ。
角みたいなのはおしりの飾りで、刺さったりもしないよ。
イモを食べるから、みんなが遊んでる(リース作りをしていた)イモヅルについてたんじゃないかな?
こいつが、よくイモを食べる虫だから、イモムシって名前がついたとも言われてるんだよ」
そんな風に話しながら、成虫の写真を見せ、手に乗せて
「ほら、さわるとつるつるで、なかなかいい感じだよ」
そういうと、最初は恐る恐る、でもだんだんナデナデしていた何人かが
「たしかにそんなに嫌じゃないかもー」
「かわいいかも」
と言い始めました。
「知らない」と、怖いし、気持ち悪いよね。
差別や偏見をなくすのに、まずいちばんなのは、「知ること」。
そういう感性を、幼児のうちに得ていってほしいな、と思います。
そして今日から明日にかけ、年中さんは「親子で食器」が始まりましたね。
その様子は、明日、まとめてお知らせしようと思います!
これは、その前に、先生たちが研修で自分の作りたい作品を作った時の写真。
思い思いに楽しく作ります♪
なかなかにテクニカルな作品を作ってます…!
焼きあがるのが楽しみですね!
先生たちの、楽しみながらの研修の様子でした♪
それでは、また明日!
園長
今日は、オンラインで「2学期 保育説明会」が行われました。
これまでの育ち、これからのこどもの育ちの見通しを持つことができる話になったかと思います。
ご家庭での接し方や、親の心構えなどもお話ししています。
YouTubeで見られますので、在園の方は、ぜひご覧くださいね。
(こどものいないときにそっと見てくださいね!)
今日は、運動会前から、各担任が撮りだめていた写真をお蔵出し!したいと思います。

ももぐみさん。みんなで電車に乗って、動物園「など」に出発ー!
今日、保育説明会で話していた「今の時期の年少さんの姿」をよく表した写真だと思います!
年中さん。
お山にお散歩に行った時の写真です。
秋!いろんな虫がいっぱいいます♪
これは、ふわふわの草をマイクに見たててしゃべっているところ。
カマキリも捕まえた!
ジャンケンで取り合ってるのかな?
栗!
イナゴ!
こちらは、植えたお野菜のお世話をしています。
お水をあげて、大きくなーれ!
あれ!じょうろの中にテントウムシ…!
かわいいこどもたちの、日常の姿でした!
それでは、また明日!
年長園外保育ですねー!
園長
今日は、年中さんがおいものケーキ(鬼まんじゅうと言ったほうが伝わるでしょうか?)を作りました。
園長の役割は、かまど係。
お部屋で作ったケーキを、せいろに入れて持ってきます。
みんな待ち遠しそうに見てますね!
第三園庭にはかまどがあります。
そこでぐつぐつとせいろ蒸し!
(この間、こどもたちは給食の準備…!)
いいにおい…美味しそうなケーキができました!
給食のときに、デザートにしていましたよ♪
僕にもおすそ分けを持ってきてくれました!
写真はないですが、みどりぐみさんもおすそ分けをくれました。
ありがとうー!
甘くておいしかったです!
昨日掘ったばかりのおいもを、さっそく料理。
年少、くもぐみさんは、ふかしたおいもを食べていました。
年長さんは、おいもの絵を描いていました。
このあたりの様子は、PTA会報「かけはし」さんが取材していましたので、そちらのブログにも載ると思います。お楽しみに!
それでは、また来週!
園長
今日はお芋ほり!
朝、畑で準備をしていると、年長さんがやってきて
「3人で写真撮って!」というので撮りました笑
同上、という感じで撮りました笑
今日は、いつもお手伝いいただいている、園児のおじいちゃんのHさんと、農園ボランティアさんにもたくさん集まっていただきました。
さっそく、年中さんからお芋ほりを開始します。
最初に目の前の葉っぱやつるを見て、気づいたことなどを発表して、それからお芋ほりスタート!
今年は、大豊作だった去年とは違って、あまり大きなイモがとれません。
でも、小さくても美味しく料理しようねー!
もちろん中には、立派なサイズのものもあります!
続いて年少さん&くもぐみさん。
大きいのがとれたー!
くもぐみさんだって、しっかり掘ったよ!
続いて年長さん!
でっかい!これは嬉しい!
年長さんは、最後なので、自分の場所だけじゃなく、畑の堀り残しも掘っていってくれました。
去年と比べると、豊作とは言い難い収穫でしたが、楽しんで掘ることができました♪
さっそく明日から、いろんな料理をして、来月には「やきいもパーティー」を楽しみたいと思います!
たくさんお手伝いいただいた農園ボランティアさん、そしていつもお世話になっているHさん、どうもありがとうございました!
そして今日は畑の横の第三園庭に、ヤギたちがやってきて、掘った後のツルや葉っぱをさっそく食べていました…笑
そのヤギたちのフンが、肥溜めでまた肥料になり、イモを育てます。生命のループですね!
ツルや葉っぱは、こどもたちもリースにしたり、調理したり、色々と遊ぶと思います!
きんぴらにするのも美味しいんですよ。
たくさんあるので、欲しい方は、園長まで言ってくださいね!
そして今日面白かったのは…
イモを掘っていると、サルの群れが急接近!
明らかに、イモを狙っている雰囲気です。
フェンスのすぐ真横にサルがいるという…笑
子ザルもいて可愛かったのですが、イモをとりに来ても困るので、園長が威嚇して追い払いました。
いやー、でも、面白かったですね!さすがお山の幼稚園です。
そして、給食を食べた後、さっそく畑に来るこどもたち。
掘り残しのイモを探したり、奥にみえる肥溜めから肥を撒いたので、そこに混じっているクワガタの幼虫を探したり。
お宝があることを、よく知っています!
楽しい一日でした!
それでは、また明日!
園長
今日は、村積山で、年少 園外保育でした!

園長
昨日は、村積山で、年中 園外保育でした!
園長
★追伸★

こちらは体育教室の際の忘れ物だそうです。
小さいボトルです。
心当たりの方は園までお願いします。
今日は年中園外保育でしたが、多忙のため、あさひこ写真館更新は明日に延期させていただきます。
申し訳ありません!
明日をお楽しみに!
園長
水曜日の写真ですが…

運動会終わっての三連休の間に
「お、幼稚園、誰もいないぞ?チャンスだ!」
とでも思われたのでしょうか、みんなが楽しみにしていた園庭のカキが、サルに全部食べられてしまいました…!
食べかけが落ちていました。
食い散らかされたカキが散らばっています。
くやしい…でも、そこには種があったので
最近、草が増えていた「たねうえば」を草取りし、整備して、そこに埋めることに。
たねうえば、草をとってみると、誰かが植えたドングリ、スイカ、イモが芽を出しているのがよくわかります。
ここにカキの種を植えながら、「なんか…さるかに合戦みたいだね…」と、水をあげました。
芽が出ますように!
その後、栗拾いをしていた子も、「小さい栗はたねうえばに植えようっと」って、植えていましたよ。
にしても、靴を使って上手にイガから栗を出せるのに感心。さすがあさひこ年長さん!
こちらは今日の写真。
年長さん、種から育てた白菜とを、畑に植え替えるということで、畑を耕していました。
土を柔らかくして、肥溜めからヤギのフン肥料を運んで、土づくり。
よく思うのですが。
時代が便利になり、スマホひとつで、なんでも調べられ、知識を得られ、品物も注文でき、音楽も映画も見れてしまう。
地図も出るし、ギターのチューニングもできるし、予定も書き込める。
それは、とっても便利になって快適な暮らしですが、反面、
「ワンタッチでなんでもできてしまう」「すぐに結果が出る」という感覚に慣れすぎて
「答えが明確でない課題を考え続ける」「長い時間をかけて行う」ということが苦手であったり、そういう感覚を失ってしまったりしている人が、増えているような気がします。
ネット、電車や新聞の広告には「すぐに〇〇できる〇〇法!」「こどもが〇〇になる魔法の言葉!」みたいな文言が並びます。
でも、世の中には、「すぐに結果は出ない」「簡単に答えは出ない」「長い時間の中で積み重ねていくしかない」ことが、確かにあります。たくさんあります。
自然を相手にすることは、そのひとつです。
土を耕し、種を育てる。
あさひこ幼稚園では、便利になっていく世の中だからこそ、こういうこどもの経験を、大切にしたいなと思います。
人格形成期の、幼児期だからこそ。
また…「子育て」も、そうですね。
魔法の言葉なんてありません。
「すぐに結果は出ない」「簡単に答えは出ない」「長い時間の中で積み重ねていくしかない」のです。
今日は年長、おほしさま組会。
その月のお誕生日の子をお祝いして…
(今月は先生も二人誕生日ですね!)
みんなでゲームを楽しみます。
これは、「カモン!」とうゲームで、昔、運動会で保護者競技があったころにやっていたものです。
運動会の時間短縮のため(長時間だと年少さんの気持ちがもたないので…)今は無くなってしまいましたが、年長さんの遊びとして、今も生きています。
懐かしい!という保護者の方もみえるのではないでしょうか?
年中さんにきている、教育実習生。
実は、卒園生。主任が担任していました…!
今週いっぱいで、実習終了。
あさひこの実習は、本当に先生になるための実践的な実習をしているので、内容は濃く、なかなか大変だと思いますが、保育の楽しさ、喜び、意義を、たくさん感じてくれたらいいな、と思います。
それでは、また来週!
園長
昨日になりますが、年長さん、運動会のリレーの絵を描きました。
リレーをしている自分を描く、というもので、最初にリレーのことを思い出し、自分、その時の自分の体がどうだったかを振り返りました。

最初の話し合い、振り返り。
そうして描きあがった絵のいくつかをご紹介します。
「自分が何をがんばったか」
「体には肉があること(線だけではないこと)」
「関節と表情はどうだったか」
を振り返り、意識して、描いています。
手足の動き。
「手を伸ばしてバトンを受け渡しする」は多くの子が意識していた作戦でした。
これは手を伸ばしてバトンを待っている、という絵です。
横顔を描くというのは、めちゃくちゃ珍しいですし、なかなか描けないです。
すごいですね…
どの絵も、あのバトンタッチリレーを思い出してしまいますね…
しばらくお部屋に飾ってあると思いますので、お迎えの際にチラッと見てみてくださいね。
それでは、また明日!
園長
運動会本番!

さわやかな秋の日になりました。
4年ぶりの全園開催。
あまり写真を撮っている余裕がなかったのですが…
(写真展示をお待ちくださいね!)
最高でした。
みんな、大きくなった。
年長バトンタッチリレーは、体調不良でお休みの子が多く、代走を決めたり、お休み予定の子が本番直前に来れたり、といったことで、みずいろぐみ赤チームが間違えて多く走ってしまう(代走で走らなくてよくなったが走ってしまった)というトラブルがありました。(当日いきなり二転三転だったので、間違えてしまった子も、仕方ないと思います)
でも、そのことで、こどもたちの育ちが、逆によく見られました。
「みずいろぐみは、お休みが多くて、間違いがあって、今日まで練習してきた力を全部出せずに終わってしまった。みんなならどう思う?」
そう聞いた時に、あおぐみ、ふじぐみの何人かの子が
「自分だったら、くやしい」
と言い、赤チームのみ、最初の結果は本番の結果としたうえで、2回戦を走ることに。
運動会の練習を始めたころは、自分のことはそれなりに頑張れても、他者がやっているときは、砂を触ったりよそ事をしたり、他人事だったこどもたち。
今日、「自分ではない他者の立場に自分を置き換えて、さらにその気持ちを想像する」という、大人と同じようなことが、できるようになっていました。
結果が何位だったか。
それよりも大事なことを、今日、見ることができたのだと思います。
おうちの方は、何位であっても、結果ではなく、「本気で頑張る姿がとても素敵だった」と、ほめてあげてください。
それは、こどもの心に、他者との比較ではない、絶対的な「自分、大好き」、自己肯定感という生きる力をもたらせてくれることでしょう。
最高にかっこよく、素敵でした。
大きくなったね!!
閉会式!
みんなで「わっしょい!」踊って
大団円!!!
お越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました!!!
園長
あさひこ幼稚園は、保育園じゃなくて、幼稚園なので、
「幼児教育をしている」のですが…
それでも、自分たちがしていることを、「幼児教育」って言うよりは、「保育」って、言ってしまいます。
ひとつには、言いやすいから、というシンプルな理由もありますが
「教え育てる」感覚より、「共に生活している」感覚のほうが強いからだと、思います。
何かを直接教えている、というより
環境を整え、共に生活し、少し支え、育ちを見守っている。
「保育」が、しっくりきます。
だから、こどもにとって、幼稚園の先生は、学校の先生と、少し違うのかもしれません。
「教師」というより、「共に過ごし、見守っている人」。
今朝の、第三園庭、バトンタッチリレー練習風景。
保育には、正解がありません。正解がわからないことが多い。
そしてほとんどの場合、答え合わせもありません。
みなさんの、子育てと同じです。
わたしたちは。
この環境でよかったのか。この声掛けでよかったのか。
いつだって考えて、やってみて
その場で即断して、選んで
言葉に出して、体で示して
そして、本当にこれでよかったのだろうか?
振り返り、考える。
今日の花園グラウンド、ふじぐみ練習風景。
いつだって慢心できるときはなく、
私はこれでいいのだろうか。
保育はこれでいいのだろうか。
わからないまま、考え続け、毎年、いつまでも、ただ一生懸命。
一生懸命に。
そして今年も運動会がやってきます。
4年ぶりの全園開催。
ふじぐみ、円陣を組んでいるところ。
共に過ごして、みんな、大きくなりました。
明日を楽しみにしていてくださいね!
園長
今日は、花園グラウンドで、まず、年中さんのかけっこを行いました。

年中さんも、なかなか走りに気合が入ってきました。
ひとりひとり、それぞれ異なる目標を持って走ります。
「1番になりたい!」「楽しく走りたい」「〇〇には負けたくない」「かっこよくしたい」
目標は様々ですが、自分の目標をもって、走ります!
そして、年中かけっこ終了後は、年長さんのバトンタッチリレー。
明日は半日で、実施が難しいため、本番前、最後の練習試合です。
年中さんが、残って見ていました。学園長先生も見ていました。
今日は、なんと、ずっと3位が続いていたみずいろぐみが、赤・白ともに1位!
勝負は、本当にギリギリのところで、どうなるかわかりません。
みずいろぐみは、大喜び!
年中さんも、集中して見ていました。
本番直前、ある意味では本番の緊張感のないベストな走り?の年長さんを見て
「速い、カッコいい」と、憧れの気持ちを持ったことでしょう。
来年に、つながっていきます。
反対に、悔しいのは、あおぐみとふじぐみ。
あおぐみはグラウンドに残って、さらにバトンの練習をしていました。
そして、午後の花園自由練習では、やはりほとんどの子が参加し、練習試合をしました。
間もなく運動会。
天気はちょうどいい秋の日になりそうです。
今日の練習の最後に言いました。
「今日のみんなはすごかったよ。今までで一番だったし、真剣な気持ちが伝わってきた。
そりゃ、1位になればうれしいし、なれなかったら悔しいだろうけど、
今日は、1位のチームも、3位のチームも、同じくらい素敵だった。かっこよかった。
『自分はこんなふうになりたい』って、みんなが言っていた、そんな自分に、今日はなれてたよ。
本番も、そんなふうに走れたら、いいね」
幼稚園の運動会は、スポーツ大会ではなく、「こどもが大きくなるために必要な経験をするためのきっかけとしての行事」です。
何位になったか、結果はどうだったか、は、重要ではありません。
特に年長さんは、運動会終了後、結果がどうであったにせよ
「そこまで本気でがんばれたこと」を認め、褒めてあげてください。
結果ではなく、そこに至るまでの過程や今の姿を、おうちの方から認めてもらうことができたこどもは、この先の未来に、「結果、つまり他者との比較の中でしか幸せを感じることができない人間」ではなく、「自分に自信をもって何かに取り組み、そんな自分を認め、自己肯定感を持って生きることができる人間」となっていけることだろうと思います。
「自分、大好き」、そんな、幼児期だからこそ育みたい、生きる力です。
また、運動会本番、こどもたちの失敗や、色々な思いの表れが、大人にとって「かわいいこと」に見えて、かわいいからつい、という状況でも、その姿を笑わないようにお願いします。
どんな姿でも、本当の気持ちから出た姿を、他者に笑われることは、想像以上につらい経験となるかもしれません。
どうか、そんなときは、笑いではなく、応援と共感を、お願いいたします。
それでは、また明日!
園長
★おまけ★
あさひこ幼稚園 教育課程 年長 第14期 9月1日~10月7日(抜粋)
姿「自分のイメージをはっきり持ちながら、友だちの意見も受け止めて遊び、自分の課題に一つ一つ取り組み、達成感を積み重ねていく時期」
ねらい「クラスや園の環境に目が向き、自分がどうしたらよいか考えて行動しようとする。
自己発揮しながら、友だちの思いも理解しようとし、目的を共にして活動しようとする」
内容「グループやクラスの活動のなかで、話し合いに参加して自分の意見を発言したり、友達の意見を受けとめたりする。遊びやクラスの活動のために必要なルールや約束をみんなで作っていく。チーム意識や、競争意識を持って、全力を出して集団遊びに取り組む」
今日の年長さん、バトンタッチリレー練習試合。
雨がやみました!

結果的には、昨日と同じ、赤白ともに1位ふじぐみ、2位あおぐみ、3位みずいろぐみ。
病気明けで久々に幼稚園に来た子がいて、雨だったからか長靴で来た子がいて、岡崎市キッズデイズで休みの子がいて、
(キッズデイズ、今年度から急に一週間ずれたので、運動会直前になってしまったんです)
ベストな状態ではなかったと思いますが、それでも、昨日と同じ結果。
みずいろぐみ、そしてあおぐみにとっては、悔しい結果に。
あとちょっと。あとちょっとが追いつかない。
気持ちは、明らかに集中してきました。
砂遊びなどのよそごとをする姿は減り、クラスの仲間を応援する姿がぐっと増えています。
課題も明確になってきました。
でも、勝てない。
だって、他のクラスも同じように頑張っているから。
勝負のあとも、残って練習するみずいろぐみ。
「白い線を守って!」「後ろを振り向かない!」
教えあいながら練習します。
12時になろうかというところで、園に帰ることに。
「もっと練習したいなら、早く給食食べれるなら、園長先生が花園グラウンドまで連れてってあげるよ」
「え!いくいく!!」
そこで、他のクラスにも「13:05発で、行きたい子だけ花園に連れていくよ」と伝えた結果…
結局、給食を素早く食べて、ほぼ全員に近いくらいの子が、やってきました。
それならば、クラス対抗で勝負!が、一番の練習です。
走って走って走りまくりました。
「もうここからは、練習するしかない、いっぱい練習して勝つぞ!」
お帰りの時間に部屋をのぞいたら、どのクラスも、課題の確認と、明日どうするかを話し合っていました。
さあ、明日はどうなるか。
よかったら、ご覧ください。
それでは、また明日!
園長
年長さんが走ります。

昨日とは、またずっと違った姿です。
先生に言われるからじゃなく、
「勝つためにどうしたいのか?」
「自分はどうなりたいのか?」
だから、変わっていきます。
今日は、アクシデントもあり、赤白共に、ふじぐみ1位、あおぐみ2位、みずいろぐみ3位。
みずいろぐみにとっては、特に悔しい結果に。
終わってしばらくたった後、みずいろぐみ全員が、職員室にやってきて、ドアをどんどんと叩きます。
「バトンの渡し方を練習したいから、給食のあと、他のクラスに内緒で教えてほしい!」
もちろん、いいよ、と答え、時間を約束しました。
「じゃあ間に合うように早く給食食べよう!!」
とお部屋に帰っていきました。
その後、13:10から、他のクラスにばれないように、お遊戯室で秘密の特訓をしました。
結果的に、どのクラスが、本番、1位になるかはわかりません。
でも、幼児教育の中身、ねらいとしている育ちは、もちろん、「そこまでの過程」にこそあります。
本番で1位になりたい。
何位でもいいわけじゃない。
そのために考える。がんばる。本気になる。
だから、結果的に、何位でもいい。
1位を本気で目指すからこそ、結果が何位でも、その過程こそが、育ちになります。
さあ、明日は、どうなるか。
今から、楽しみです。
それでは、また明日!
どうか、雨が降りませんように!
園長
今日は、年長さん、花園グラウンドでの、障害物競走、最後の練習。
今日、見つかった課題は
「本当に最後まで本気でやっているか?」
最後というのは、ゴールまで?それとも順位発表まで?それとも退場まで?
自分がなりたい自分は、どんな自分なのか?
「こうなりたい」という思いはあっても、なかなかその通りに、心と体は動いてくれない。
ついついゴール前で油断したり、目の前の土をいじったり、してしまう。
じゃあ、どうしよう?
見つかった課題に対して、じゃあ、どうしよう?
あと4日間、考えて、話し合って、運動会に向かいます。
こちらは年少さん、実習生の一日実習で、新聞紙を使って遊んでいます。
年少さんの最近の様子は、ぜひ今日のinstagramの動画をご覧ください。
それでは、また明日!
園長
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