今日はお部屋の様子を見てみましょう。
年長さん。
今日はケーキカラーという絵の具の使い方を、いろいろ試していました。
色を混ぜて色を作る。そんな経験を、楽しくやっています。
年少さん、給食前後。
スモック、自分で着れるようになってきたよー!
いただきます♪
今日はハヤシライスです♪
みんなで食べる給食、おいしいね!
今週も終わりになります。
来週から、年少さんも、朝は送迎門でおうちのかたとバイバイします。
どんな姿になるでしょうか?
来週もお楽しみに!
園長
今日は年少、クラスパーティーでした。
大好きなお母さんと、クラスのお友達と楽しく遊びました。
今日をきっかけに、おうちの方同士が知り合えて、仲良くなるきっかけになれたら嬉しいなと思います♪
その後は給食試食会。
おうちの方に、給食を食べていただき、その後、園の食育の話、給食業者による説明、おまけにこれからの育ちについてなど、いろいろお話をさせていただきました。
そして午後からは、ヒツジのしろぴー、くろぴーの毛狩りです。
今年も、ヒツジを愛する園長の同級生、Nさんがご夫婦で来てくださいました。
Nさん、さっそくバリカンでしろぴーを刈っていきます。
くろぴーは、奥さんと園長がはさみで切っていきます。
慣れないとなかなか怖いんです。皮を切ってしまいそうで!
興味津々見つめるこどもたち。
じゃんじゃん刈られていきます。
つるっとむけてきました!
「ヒツジの中からヤギが出てきた!」なんて声も…!
くろぴーも仕上げはバリカンで。
まるでそこにいるかのように大量の毛!
不思議そうに見つめ、触ってみる子どもたち。
じゃーん!
すっかりサッパリ、あれ?なんだか小さくなった…?
のヒツジさんたちです。
見てもらったところ、健康状態もいいようで、安心しました!
また、園にお越しの際は、サッパリしたヒツジさんたちをご覧くださいね!
今年も毛狩りに来ていただいたNさんご夫妻、どうもありがとうございました!!
園長
今日は雨で年中園外保育が延期となりました。
でも、だから残念!というわけではなく…

「今日はカッパあるから大丈夫!」
と、少しの雨の中、元気に遊んでおりましたとさ。
いつもと違う、雨の日ならではの遊びを存分に楽しめたようです!
また、6/3にみんなで山に行こうね!
園長
今日はさつまいもの苗つけを行いました!

今年度は、畑のアドバイザーを園児のおじいさまにお願いしており、事前に耕して畝を作っていただきました。
そして、朝から、農園ボランティアさんにお集まりいただき、草取りなど準備をしていただきました。
そして、苗つけがスタートです。
まずは年中さん。
最初に、実際にイモの苗を見て、触って、匂いをかいで、発見したことを発表してもらいます。
そこから、イモが大きくなるためのパワー(栄養)の話などをして、苗つけをします。
その後は、年長さんが。
年長さんは、まだ小さくて苗つけには来られなかった年少さんの分も植えてくれました。
これから、水やりや草取りなどお世話をして、今年は豊作を目指したいと思います!
がんばってくれた農園ボランティアさんに、年長児から、自分たちで作ったお茶をプレゼント。
先日、山で採ってきたお茶です。
冷たくしてありましたが、しっかり味が出て、おいしいお茶になってました!
暑い中、お手伝いいただいた農園ボランティアさん、今日はどうもありがとうございました!
今年は大豊作になりますように!!
園長
ちょっと会議で遅くなってしまったので、簡単に…

今日はPTA委員会のあと、みんなで懇親会をやりました。
伝言ゲームやなんでもバスケットなど、大人になるとなかなかやらないゲーム。
やってみると、超大盛り上がり!
いたるところで爆笑が起こっておりました。
いやあ、楽しかった…
こんな感じでたくさん笑って、1年、充実したPTA活動を過ごしてもらえたらな、と思います。
それでは、また明日!
園長
あさひこ幼稚園 第1回 子育て学級 ご案内
今年度第1回の子育て学級を下記のように開催することになりましたので、ご案内いたします。
1学期も半ばを迎え、子どもも親も入園や進級に期待に対する不安は薄れてきたものの、次は自己主張にてこずったり、友だち関係が気になったりと、新たな心配を感じている方も少なくないのでは?
幼児期の子どもの育ちは、手に取るように見えないことがしばしばです。
むしろ確認できるものよりも、実は見えにくいにもかかわらず、人格の基礎を培っていくものがとても多くて、子どもの育ちを願うほど、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。
そんなときに大切なのは、性急に結果を求めないで、内面では確実に育っている子どもを信じて任せ、大人として必要な寄り添い方をしていくことだと思うのです。でもこれって、とっても難しそうです。
そこで今回は、岡崎女子大学のこども教育学部教授、矢藤誠慈郎先生をお招きして、幼児期の子どもたちに育ってほしい本当の力とは何なのか? そしてその力に寄り添うにはどうしたらよいのか?ということを、教育研究者、教員養成という専門家の視点もまじえながらお話しいただきます。
幼児期の大切さとは何なのか? 親はどうすればいいのか?・・・といった疑問へのヒントが見つかるかもしれませんよ。
矢藤先生は岡崎女子短期大学を経営する学校法人が、岡崎女子大学がを開学するにあたって赴任された、保育現場もよくご存知の新進気鋭の研究者です。
岡崎市の幼稚園・保育所と小学校の連携事業「岡崎市幼保小連絡協議会」の全体協議会においてご講演されたり、東海北陸地区私立幼稚園教育研究大会で助言者をつとめられたりするなど、多方面でご活躍です。
今回はご講演の前に、矢藤先生にあさひこ幼稚園を実際に見学していただき、そこで感じられたことにも触れていただきながらお話しをいただきます。
保護者の皆さんには絶対聞き逃せない、子育てについての視野を広げてくれる機会になることは間違いありませんので、ぜひご参加ください。
日 時 6月4日(火) 午前10時~ お遊戯室(5分前には入場してください)
会 場 あさひこ幼稚園 遊戯室
テーマ 「幼児期の子どもたちに育ってほしい本当の力とは何なのか?」
講 師 岡崎女子大学 こども教育学部
教授 矢藤誠慈郎 先生
申 込 5月30日(木)までにお申し込みください。
※ この会は園児のみならず、子育てをしている全ての保護者の方々が対象です。あさひこ幼稚園以外の方もどうぞお誘いください。(在園児以外の方はTELまたはメールにてお申し込み下さい)
※ 駐車場は、第2駐車場、龍渓院駐車場を利用していただきます。なお第1駐車場は妊娠中の方、自分では歩けない未就園児同伴の方、お体のご不自由な方などの優先になります。
※ 玄関より開始5分前には入室してください。
※ 室内履き(スリッパ等)をご用意ください。
TEL:0564-45-5300
今日もいい天気!
写真はありませんが、地震の避難訓練も行いました。
みんな真剣に取り組んでいましたよ!
来月からは抜き打ちで避難訓練を行います。
さて年少の補助の先生が書いていました、絵かき歌のコックさん。
なんか久しぶりに見た気がします!

年中さん、最近シャボン玉にはまっています。
風を感じて、ふーっ!
星1、3は、山にお茶の葉を摘みに行きました。
みんなでいっぱい!摘みました。
また、お茶を作ろうと思います!
途中、最初に「これに気をつけて」と言っていたチャドクガの毛虫にも、自分たちで気づいて、危険を回避しました。
気をつけるポイントを話してから行ったとはいえ、さすが年長さんです。
その後は、イチゴ探しなどをして山をたっぷり楽しみました。
よく見て探して
ゲット!
いっぱいとれたよ!
おいしそうでしょ?
イチゴのためなら、高いところでも登ります!
たっぷり遊びました!
さあ、お茶を作るのが楽しみですね!
それでは、また明日!
今日は、昨夜からの激しい雨で、サツマイモの苗つけが金曜に延期に。
でも、日中は気持ちのいい天気になりました。
最近、生き物を飼う事に興味津々の年中さん。
カタツムリ、子どもたちいわく「結婚してるんだ!」
こちらはカナヘビ。
本当にかわいいんですが、子どもたちが触りすぎてバテ気味…?
そんなことを経験で知っていくことも、また大切です。
外では年長さんがボール遊び。
こちらではサッカー。
昨夜の雨で、園庭には大きな水溜り。
この水溜りを、あえてそのままにしておくことで、いつもサッカーを楽しんでいる年長さんは「どうやってやろう?」「水溜りがない場所でやろうよ」「ゴール動かす?」「水溜りはよけてやろう」など、自分たちで考え、アイデアを出し、やってみる…わけです。
そういうプロセスが大切です。
泥んこにはなっていましたが!
みどりぐみに新しい先生が。
子どもたちが名づけたらしいですが…
なぜこばやしせんせい…
それでは、また明日!
園長
今日は、村積山で年少、入園後初の園外保育でした!
かわいい姿をぜひご覧ください。
また土日はファミリーキャンプでした!
そちらの写真も少し・・・
27家族でのファミリーキャンプ。
今回のイベントはみんなでアウトドアゲーム大会!
全チームに得点が!
盛り上がりましたねー!
キャンプサイトでは、子どもたちはいろいろなところに出向いては混ざり合い、遊びまくります。
こちらではドーナツ作り。まるでドーナツやさん!
ハンモックでゆらゆら。
たまに落ちる!
2日目は山の探検。
たっぷり遊びました!
こちらは落し物です。
心当たりのある方は園までご連絡くださいね!
参加のご家族のみなさん、ありがとうございました!
夜の焚き火を囲んでお酒を呑みながらの大人トークも含め、楽しかったです♪
次回は6/8-9!
ぜひまたご参加くださいね!
園長
今日もいい天気!

砂場で遊ぶ年少さんたち。
ちなみにS先生は、今日が最後の出勤日。
うーん…惜しい!またきてくれたらいいなぁ。
植えたきゅうりにお水をあげています。
そのまま水を流して泥んこ遊び。
終わったら足を洗って…
のつもりが、今度はその水でバシャバシャ水遊び。
それが気持ちよく楽しい季節になりました♪
年中さんは、もっと激しく水遊び。
昨日の年長さん、気持ちよさそうだったもんね!
そしてその後、みずいろぐみとお山に行きました。
遊びながら散歩。
ヤエムグラの冠♪
今日の目的はこれ!
お茶の葉を摘みに行ったのでした。
前回園外保育で見たお茶の葉。
「クラスで作ろう!」と取りに行きました。
来週、他の2クラスも行きます。
みんなで力を合わせ、チャドクガに気をつけてお茶を摘んだあとは、
また笛を作ったり草花遊びをしたりイチゴを採ったりして楽しんで帰りました。
やっぱお山は楽しいね!
さて明日からはファミリーキャンプですね!
参加のご家族のみなさん、楽しんでいきましょう!!
園長
こちらは昨日の写真ですが・・・
きみどりぐみ、子どもから出たアイデアで、お化け屋敷をやったそう。
面白いですね♪
そして今日は年中・クラスパーティー。
朝、ちょっと事情があり駐車場係をやっていました。
そこで改めて思ったんですが
山って綺麗ですね…
さて年中クラスパーティー!
みんな、おうちの方と一緒で、嬉しそうで楽しそうでした♪
そして年長さんは
ダイナミック水遊び!
暑くなってきましたからねー
僕も近づいたら、秒で!
びっしょびしょにされました。今日はたまたま着替えないのに…笑
水をかけまくったり
トロトロの泥んこを楽しんだり!
暑くなってきた時期ならではですね!
今後もいっぱい楽しんでいきたいと思います!
園長
今日も幼稚園では、楽しく遊ぶ姿がたくさん見られました♪

遊んでるだけではなく
ちゃんと歯磨きもしてます。えらい!
女の子たちが、せっせと大量に作っていたものは…?
ゆびわ屋さん♪
これは小さいぐみさんたちも大喜びですね!
今日は時間がきちゃったから、明日、お店屋さんですね。
明日が楽しみだね!
それから今日は、地元小学校へ行ってきました。
新一年生の授業参観と、情報交換のためです。
卒園生のみんなが、はつらつと授業を受けている姿が見られ、うれしかったです!
それと、公立校でも、一斉授業からの脱却ということで、先生が一方的に教える授業形式だけでなく、小グループを作って、自分たちで思ったことを相手に伝えたり、相手の言うことを聞いて考えたりする、という、アクティブラーニングスタイルを取り入れて授業をやっていました。
これはとてもいい変化だと思いました!
それでは、また明日、ブログをお楽しみに!
園長
今日は、年長クラスパーティーでした!
保護者の皆さんに来ていただいて、一緒に楽しく遊びました!
これから1年間、こんな感じで楽しく過ごしましょう!
よろしくお願いします!
園長
(今から出張なので簡単に失礼…!)
こんにちは!暑くなってきましたね!
なので、園長、今年も外デスクを設置しました。
ヒツジテラスのデスクは、ギリギリですが職員室のwi-fiも届きますし、なにより、木が作ってくれる日陰と、山からの心地よい涼しい風が最高です。
そんな中、子どもたちの様子を見ながら、事務仕事にいそしみます。
(今日は、同じヒツジテラスで激しくはないちもんめをする子どもたちで、デスクが揺れっぱなしでしたが…!)
年長園外保育3連発で泥にまみれた服を洗っていたら、年中さんがお手伝いしてくれました。
冷たい水が気持ちいい、そんな季節になったね!
鍵?の落し物がありました。
大事なものではないかと思いますので、こちらに載せておきますね。
お心当たりのある方は園までご連絡をお願いします。
後ほど、昨日の園外保育の様子もアップしますね!
園長
令和元年5月2日木曜日午前1時05分、前学園長・前々園長の牧原和男が永眠いたしました。
大正15年7月4日に生を受け、昭和、平成、そして令和元年を一日と1時間と5分過ごして、92歳と10カ月の幕を降ろしました。生前、父より伝えられていたとおり、ごく限られた家族葬にて、滞りなく、一連の葬送を終えることが出来ました。
それゆえ、生前お世話になりながらも、お知らせ、ご案内出来なかった皆様も多数おられることと思います。つきまはして私こと、学園長牧原東吾より、牧原和男の長男として父の永眠にいたる、平成31年4月23日から、令和元年5月3日までの11日間について、いささか長くなりますが、私の拙い歌を添えつつ、以下にお知らせさせていただきます。ご拝読いただければ幸いです。
平成31年4月23日火曜日、体調が急変。岡崎市民病院に入院しました。医師よりあとは如何に看取りをするかという段階ということで、26日金曜日には愛知病院へ転院しました。
平成31年4月23日(火)〜25日(木) 岡崎市民病院
呼吸不全。岡崎市民病院へ救急搬送、入院。検査。診察主治医より、「治癒の見込みなく、看取りをしていく段階」と伝えられました。
呼吸も楽になり、寝たり、覚めたりしていました。
目覚めた合間に、家族と目を合わせることもでき、一生懸命喋ろうとしますが充分に聞き取れないことも多く、申し訳なく感じました。そんな祖父の姿を見て、孫である園長が「指差し表」を作ってくれましたが、それを使える認知力もままなりませんでした。それでも手を握ると、しっかりと握り返してくれました。
「残された ひと息ずつに 思い出を 夢見て巡る 父の終日(いちにち)」
「旅立ちの 刻(とき)を間近に 感じてか 子の手を握る 父の万感」
平成31年4月26日(金) 〜29日(月) 岡崎市立愛知病院
がんセンターおよび看取りを専らとする、岡崎市立愛知病院へ転院。病院独特のせわしさは皆無、新緑に包まれたところです。
中庭には、あさひこ幼稚園児&名古屋芸大生&ホスピス研究会OKAZAKIのコラボ で制作したオブジェがあり、期せずして看取りの家族として癒される感慨がありました。
転院当初は家族の呼びかける声に、わずかながらもうなづき返してくれ 、うっすらと目を開けてくれましたが、やがてそれは片目をあけるのがやっととなりました。
「いまわにも 声に応えて うなづいて 心つないで 父と子である」
「うっすらと 開けた片目に 僕の顔 映ってますか? 覚えてますか?」
平成31年4月30日(火) 岡崎市立愛知病院 平成最後の日、あと1日で令和
このころの父は、ほぼ一日中、ひと息ひと息を味わうように吸いながら、心地よい眠りの中にいました。
思えばこの日は平成最後の日。偶然ではありますが、大正最後の年に生を受け、5か月後には昭和となり、今はあとわずか一日平成を全うすれば令和までの4つの時代を生きたことになります。
僕としては元号に特段のこだわりはなく、父もおそらくそうだろうと推察しますが、何はともあれここまで来たら、ついでに令和の空気も味わってもらいたいものだと思いました。
父、和男の名の上に令を冠すると、「令和男」になり、令和の男というのも面白いかもしれないなどと思いながら父のベッドの傍らで考えていました。
「大正に 生まれて昭和 父の日々 平成尽くして 令和は明日」
子ども時代から軍国主義の只中に育ち、大日本帝国陸軍より召集を受けるも出兵を待たずに敗戦を迎え、戦後の混乱の中、教育に新たな日本の再生を見いだした父は、県立高校の反骨の教師となりました。
全国区のニュースにもなった、強引な管理的教育で学校を支配しようとする校長と、生徒側が真っ向から対立する、いわゆる「岡崎高校フォークダンス事件(ユーチューブでも視聴できます)」でも生徒側につき、その後は出世には程遠いものとなったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=siYuioBv0uE
本人曰く「ワシは出世など望まぬ故教頭にも校長にもなれんし、なりたくもない」。僕にはそんな父がかっこよく見えました。
事実僕自身、父が六十年安保のデモに出かけたり、ベトナム戦争が始まれば毎晩の食卓の話題であったりした記憶が鮮明です。
そしてそんな父はつい最近まで続き、ここ数年の間は安倍政権批判の止むことはありませんでした。
そんな父と母の教育に対する感性は、今もあさひこ幼稚園の奥深いところに息づいているものと思われます。
令和元年5月1日(水) 岡崎市立愛知病院
父は何とか令和の男となることが出来ました。
愛知病院の病室の窓からは、まぶしい新緑の木々を見ることが出来ますが、もちろん今の父にはかなわぬ景色です。
ただ見えずとも、きっと父にもこの自然の豊かさは届いているはずです。
「父は今 葉っぱのフレディ ひとひらの 風に吹かれて 旅立つを待ち」
令和元年5月2日(木) 午前1時5分 岡崎市立愛知病院
父、安らかに永眠。
合掌。
令和元年5月2日(木) 午後7時~ 通夜式 ティア岡崎南
通夜式、告別式、導師、四十九日までのおおよその日程、ご案内する方々の名簿に及ぶまで、あらかじめ生前の父自身から伝えられていたので、スムースに準備を整えることが出来ました。
ただご案内する方々については、厳密にごく近しい親族に限定されていましたので、なかには不愉快な思いを持たれた方がみえたとしても致し方ありませんが、これも父なりの配慮だとご承知、お許しいただければ幸いです。
「通夜の日の 縁者の涙 ありがたく ひ孫騒ぐも またありがたき」
通夜式の終わったあと、一人残された5日10日に94歳になる、なんとも言えない表情の母のことが心に引っかかりました。
当時としては稀な恋愛結婚、それもさまざまな因習、反対を押し切って一緒になり、一生を共にし、家庭においても、教育という使命においても、苦楽を共に過ごして来た父と母です。
僕も弟も子どもの頃から母に、
「好きになった相手と結ばれることは何よりも大切なことだよ」
と言われて育ったのは、裏を返せば、父と母のことであったということでした。
お陰様で牧原一家、皆仲良くやっております。
「父ロミオ 母ジュリエット その恋が 我ら家族の 満ちたる愛に」
令和元年5月3日(金) 午後1時~ 告別式、荼毘、初七日、ティア岡崎南、やすらぎ公園
通夜式と同じく、ごく近しい親族にご参列いただきました。
棺の中の父の表情は、ほんとうに安らかでした。
また通夜式、告別式、初七日と、その仏事をお願いしましたのは、真宗高田派西光寺住職、都築真海導師。彼とは兼ねてから縁があり、弟は小学校からの同級生であり、僕とは若い頃、今も続いている子どもを対象とした野外活動クラブ、やまびこキャンパーズクラブを作って来た同志(アンチン)であり、かつ彼の父と僕の父は刈谷高校時代の教員仲間。
そのお勤めは、誠に心こもるものであり、父の耳にも届いているに違いないとさえ思えるものでした。普通は導師様退場後の僕の喪主挨拶まで聞いていただきました。
そして棺へ別れの花を手向けたり、思い思いの品々を入れる最期のお別れの場面では、やはり生前の父の希望どおり、蒲郡あさひこ幼稚園副園長の、孫のKN子のピアノ演奏が心温まる空気を作ってくれました。
「ほんとうに よくぞ育てて くれました 受けた命に 文句無しです!」
その後、やすらぎ公園にて荼毘に付し、初七日も済ませて、仮祭壇を母の部屋に設置しました。
その折、本来なら仮祭壇にまつる一番大きな父の遺影を、母のベッドからいつでも見える壁にかけるように母に言われその通りにしました。
すると、通夜から今まで神妙な面持ちだった母の顔がパッと明るくなり、嬉しそうに笑い、なんと拍手をし始めました。思わず僕ら夫婦、弟夫婦も自然に笑顔になり、5人、いや父もふくめて6人の笑顔と拍手が満ちたのです。
「式を終え 父の遺影に 母拍手 今日一番の 笑みの溢れて」
この夜、母はもうひとつの父の遺影を抱いて寝たとのことです。